ソリの全体像。

なかなか優雅そう?(そうか?)

トナカイのご機嫌を伺う(?)サーメ人のおじさん。

「休憩」というのは「トナカイのための休憩」です。

 なので人間は彼らの食事が終わるまで、何も無い場所で、ひたすらぼんやり待つことになります。

一番働いてくれているのが彼女らなのですから当然です。

トナカイに合わせるペース・・・。
現実とは違う世界だなぁ・・と寒さに震えながらしみじみ。

動きが自由になったのは先頭のトナカイだけ。

後の4頭は持ち場でお食事です。

人間はその場でウロウロです。

2番目に走る片角の少しお年寄りトナカイ。

先述でトナカイ達を「彼女ら」と述べました。
トナカイは年2回、子供トナカイに耳の刻印をする為(誰のトナカイかを判別するため)と、屠殺の為に集められます。

屠殺されるのは1歳以上の雄と年老いた雌。
冬の備えの為、11月ごろに行うそうです・・。

なのでトナカイぞりを曳くのは「彼女」たちになります。

ご飯を食べて満足そうなトナカイず。

「そろそろ行くぞ〜」

とのおじさんの呼びかけに答える先頭トナカイ。

再び出発〜!!

トナカイと一緒に〜その3